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2008年8月14日 (木)

『バカ社長論』

山田咲道/日経プレミアシリーズ/893

  バカ社長論 (日経プレミアシリーズ 5) (日経プレミアシリーズ 5)

《「時は金なり」がわからない社長》

《社員が働く会社、サボる会社》

 一つの業務を一人だけに担当させると、当然のこととして「仕事の属人性が高くなる」。そうすると「突然、退職されると、とたんにお手上げ状態」に陥ってしまうだけではない。周りの人からチェックされることもないから、仕事の改善も進まない。「縦割りは絶対に避けなければ」いけないということだ。

 人を育てるにはどうするか。

 まず「チャンスを与える。チャンスを活かして能力が上がったら、どんどんレベルの高い仕事を与えてさらに伸ばす。そして、能力に見合った給与をきちんと支払う――。これが、人を伸ばす基本」である。チャンスを与えなければ、なにも始まらない。

 と同時に、人間には、その人が持っている「器」があることも知らなければならない。しかも、その器は「大きさも、形も、色もさまざまで、すべて違うもの」である。

 「器が合っていない人」については、「転職や異動をさせて、自分の器に合った仕事を見つけるチャンス」を与えるほうが、お互いにとって幸せというものである。

 社長の仕事は何か。

 「名刺や人脈が有効となる営業活動や社外交渉、社内の様子をつぶさに観察しての細かな指示(たとえば「入口の花を枯らさないように」でもよい)など、社員にはできない仕事、気づかない仕事に専心しなければ」いけない。会社の戦略を練るにしても「不断の勉強が必要」である。

 そこで、ともすれば錯覚してしまいがちな、大事な鉄則がある。それは、社長自身が動いてはいけないということだ。「社長自身で水をあげることに夢中になると、会社はおかしな方向に進んで」しまうのだ。

 人間の励みになるのは「評価されること、感謝されること」である。感謝の言葉は「最大のプレゼント」なのだ。それがなかなかできない。分かっているのだが、できない人が多い。「結局、ほめることを常に訓練だと意識して」取り組むくらいでないと、できないのかもしれない。

《ヒット商品の恐怖》

《お金をもうける算数・初級編》

 債権回収のポイントについて。当たり前のことだが、「支払いは溜めないで、一日でも遅れたら督促をするのが貸し倒れのリスクを減らすコツ」である。そして、「督促しても支払わない場合は、その時点で商品・サービスの供給を止めること」。これがなかなかできない。ついつい情にほだされたり、根拠のない期待に流されて、取引を継続してしまうものだ。「とれないお客さんに、どれだけコストをかけても」取れないもである。

 著者の会計事務所では、「月末に売掛金が回収できなかったら、機械的に翌月一日にFAXで連絡するという決まり」をつくったという。あまりコストをかけないで、回収の執念を相手に伝える賢明な方法である。

《もうける社長は、こう考える》

 「戸が笑っている」という表現は面白い。

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