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催事

2008年8月23日 (土)

第139回芥川・直木賞贈呈式

 第139回芥川・直木賞贈呈式が開催された。

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            芥川賞選考委員の池澤夏樹氏     

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直木賞選考委員の林真理子氏          

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芥川賞を受賞した楊逸さん       

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           直木賞を受賞した井上荒野さん

2008年7月15日 (火)

ペンクラブ7月例会

 日本ペンクラブの7月例会が開かれ、講談師・神田松鯉氏が講演した。

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講演する神田松鯉氏

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 挨拶する阿刀田会長

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 愛川欽也氏など新会員が紹介され、代表して松本幸四郎氏があいさつした。

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浅田次郎氏の発声で乾杯した

2008年7月14日 (月)

読売・日テレ 広告感謝の会

読売。日テレ広告感謝の会が開催された。

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 渡邉恒雄主筆は挨拶で、石油の高騰は投機筋の動きによるところが大きいが、バブルは必ず崩壊するので、遠からず合理的・妥当な石油価格に落ち着くに違いない、断言されていた。

春ちゃん お別れの会

 歌手・島田歌穂さんの祖母・春ちゃんのお別れの会が開かれ、多くのミュージシャンや関係者がつどった。

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  あいさつする島田歌穂氏

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   献杯の挨拶をする小田島雄志氏

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  ご主人の伴奏で歌う島田歌穂氏

 出席者に記念として『私の祖母は「101歳のお嬢さま」』が贈られた。

私の祖母は「101歳のお嬢さま」 Book 私の祖母は「101歳のお嬢さま」

著者:島田 歌穂
販売元:潮出版社
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2008年7月10日 (木)

桑原武夫学芸賞贈賞式

 第11回桑原武夫学芸賞の贈賞式が京都で開催された。

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「長年のテーマ評価、幸運」 桑原武夫学芸賞の四方田氏
2008.07.09 京都新聞 朝刊17版 26頁 対向面 (全342字) 

 第十一回桑原武夫学芸賞(潮出版社主催)の贈賞式が八日、京都市中京区のホテルであり、映画史・比較文化研究者で明治学院大教授の四方田犬彦氏に賞が贈られた。

 受賞作品は「日本のマラーノ文学」と「翻訳と雑神」(いずれも人文書院)の二作。在日韓国・朝鮮人や被差別部落出身者ら出自を隠して生きる表現者たちが文学で何を描いてきたかなどを論じた。

 式では、選考委員の鶴見俊輔氏が選考経過を報告。「比較文学の視点から日本語の特色を解剖した鮮やかな仕事」とたたえた。四方田氏は「出自を隠して生きることに対し、文学は何ができるか。長年取り組みたいと思ってきたテーマを評価してもらえたのは幸運」と喜びを語った。

日本のマラーノ文学 Book 日本のマラーノ文学

著者:四方田 犬彦
販売元:人文書院
Amazon.co.jpで詳細を確認する

翻訳と雑神―Dulcinea blanca Book 翻訳と雑神―Dulcinea blanca

著者:四方田 犬彦
販売元:人文書院
Amazon.co.jpで詳細を確認する

             *

 鶴見俊輔氏は選考経過報告の中で、次のように作品を評価されている。

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《比較文学という私たちの日常から遠い学問の中の区分、概念を持ってきて、いま使っている日本語の特色を解剖して見せ、日本語と日本文学に潜むドラマを見せる。この鮮やかな仕事に、拍手を贈りたいと思います。

比較文学の方法は、西脇順三郎、吉増剛造、寺山修司、中上健次の文学の分析にも鮮やかな新しい方法となって入り口をつくっています。日本文学を世界の隅に孤立する営みとしない新しい見方へと誘います》

 受賞者の四方田 犬彦氏は、受賞作誕生の経緯を披瀝して受賞挨拶をされた。

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《まず、この本をどのようにして構想したかを簡単に申し上げたいと思います。10年ほど前ですが、人文書院の編集者の方が、東京に来た折に私の大学の研究室に立ち寄られました。いずれ四方田の本を出したいのだけれども、どういう本を考えているのかと言われ、私は、次の10年間くらいでこういう本を書きたいという簡単なリストを見せました。「白土三平論」や「ブルース・リーの評伝」とか、「美術論集」とか……題名だけでまだ書いていませんが、こういういろいろなものを十何冊考えていると。

その中で、「とにかくこれは絶対に引き受け手がないだろう」という本を2冊考えていましたが、それを最後に書いておきました。それは、「日本における朝鮮史の翻訳の歴史の考察」と「日本におけるマイノリティのカムアウトと、その告白の問題を文学的に探求する」というテーマでした。この2つのことを漠然と考えていましたが、これは日本の出版社ではまず商売にならないだろうと思い、だめもとと思って、一応書いていたわけです。

売れる本は「ブルース・リーの評伝」とか、「韓国語のタメ口の研究」といった本だろうと。多分、そういうほうが上のほうに書いてありましたが、「では」というのでずっとリストを見て、「一番下の2冊をいただきます」とおっしゃられました。つまり、私が絶対に売れない、本にできないだろうと考えていた2冊を、「これとこれをいただきます」とスラッとおっしゃいました。私は、「それはいいですが、大変ですよ。300部しか売れません。日本語による朝鮮語の翻訳の歴史なんて誰が関心を持つでしょうか。私は書きたいですが、会社としては大変なことになりますよ」と言ったら、「いや」と言ってケラケラと笑っていらっしゃった。そういうわけで、2冊の本を1つのカップリングで作るという構想ができました。その構想自体は私が考えていたことです》

選考委員・梅原猛氏の発声で乾杯し、祝賀パーティがにぎやかに開催された。

    

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東京国際ブックフェア

 第15回東京国際ブックフェアが東京ビッグサイトで開催された。基調講演は「『本』の流通は脳にはじまり、脳に終わる」と題して、茂木健一郎氏が行なった。インターネットの時代に雑誌は危機にあると思うけれど、本はインターネットと相性がいいので、インターネットを活用して、本との偶然の出会いをどう演出するか、もっと考えた方がいいのではないか、というお話は興味深かった。また、脳の楽観回路をもっと活かすべきだと痛感した。

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講演する茂木健一郎氏

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実行委員会を代表して挨拶する小峰紀雄氏

2008年7月 1日 (火)

広告電通賞贈賞式

 第61回広告電通賞贈賞式が開催された。

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セールスプロモーション広告電通賞を受賞した岩波書店・山口社長(中央)

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総合広告電通賞を受賞して挨拶する松下電器・中村会長

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主催者の挨拶をする高嶋・電通社長

2008年6月28日 (土)

三島由紀夫賞・山本周五郎賞贈呈式

 第21回三島由紀夫賞、第21回山本周五郎賞、第34回川端康成賞贈呈式が開催された。

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『切れた鎖』で三島賞受賞の挨拶をする田中慎弥氏。1972年11月29日、山口県生まれ。2005年、「冷たい水の羊」で新潮新人賞受賞。

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『果断 隠蔽捜査2』で山本賞受賞の挨拶をする今野敏氏。1955年、北海道三笠市生まれ。上智大学文学部新聞学科卒。東芝EMIを経て、専業作家に。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、『果断 隠蔽捜査2』で日本推理作家協会賞を受賞。

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『ゴールデンスランバー』で山本賞受賞の挨拶をする伊坂幸太郎氏。1971年5月25日、千葉県松戸市生まれ。2000年、『オーデュポンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞受賞。2004年に『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞・短編部門、2008年に『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞を受賞した。

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川端賞の選考経過を発表する秋山駿氏

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「海松(ミル)」で川端賞受賞の挨拶をする稲葉真弓氏

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「蛹」で川端賞受賞の挨拶をする田中慎弥氏

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挨拶する川端康成記念会・川端香男里理事長

2008年6月 4日 (水)

故角屋正隆トーハン元会長お別れの会

 故・角屋正隆トーハン元会長のお別れの会が行われた。

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2008年6月 3日 (火)

新渡戸・南原賞授賞式

 第5回新渡戸・南原賞の授賞式が学士会館で開催された。

開会のあいさつをする鴨下重彦・新渡戸・南原基金代表(東京大学名誉教授)

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賞を受ける佐藤全弘・大阪市立大学名誉教授。著書に『新渡戸稲造-生涯と思想』『新渡戸稲造の精神』など。

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受賞者の謝辞を述べる宮田光雄・東北大学名誉教授。著書に『現代日本の民主主義』『政治と宗教倫理』『ナチス・ドイツの精神構造』『宮田光雄思想史論集』など。

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祝辞を述べる渡部満・教文館社長

 受賞者の著書のアフェリエイトをリストアップしておきたい。

権威と服従―近代日本におけるローマ書十三章 Book 権威と服従―近代日本におけるローマ書十三章

著者:宮田 光雄
販売元:新教出版社
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メルヘンの知恵―ただの人として生きる (岩波新書) Book メルヘンの知恵―ただの人として生きる (岩波新書)

著者:宮田 光雄
販売元:岩波書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ナチ・ドイツと言語―ヒトラー演説から民衆の悪夢まで (岩波新書 新赤版 (792)) Book ナチ・ドイツと言語―ヒトラー演説から民衆の悪夢まで (岩波新書 新赤版 (792))

著者:宮田 光雄
販売元:岩波書店
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<荒れ野の40年>以後 (岩波ブックレット (No.652)) Book <荒れ野の40年>以後 (岩波ブックレット (No.652))

著者:宮田 光雄
販売元:岩波書店
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武士道 Book 武士道

著者:新渡戸 稲造
販売元:教文館
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2008年5月22日 (木)

日本雑誌広告協会総会

 日本雑誌広告協会通常総会が開催された。

 挨拶する並河理事長

 記念講演では、作家の佐藤優氏が「インテリジェンスと宣伝・広報」について語った。

 佐藤優氏の著作活動は旺盛というほかない。しかも、抜群に面白い。なぜなのだろうか。日本の一般的知識人にはない、本質的な宗教の視点を実感としてもっているからか。キリスト教についての理解も並々ならぬものがある。

国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫 さ 62-1) Book 国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫 さ 62-1)

著者:佐藤 優
販売元:新潮社
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国家論―日本社会をどう強化するか (NHKブックス 1100) Book 国家論―日本社会をどう強化するか (NHKブックス 1100)

著者:佐藤 優
販売元:日本放送出版協会
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インテリジェンス人間論 Book インテリジェンス人間論

著者:佐藤 優
販売元:新潮社
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自壊する帝国 Book 自壊する帝国

著者:佐藤 優
販売元:新潮社
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国家の自縛 Book 国家の自縛

著者:佐藤 優
販売元:産経新聞出版
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地球を斬る Book 地球を斬る

著者:佐藤 優
販売元:角川学芸出版
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国家の崩壊 Book 国家の崩壊

著者:佐藤 優
販売元:にんげん出版
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獄中記 Book 獄中記

著者:佐藤 優
販売元:岩波書店
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国家と神とマルクス―「自由主義的保守主義者」かく語りき Book 国家と神とマルクス―「自由主義的保守主義者」かく語りき

著者:佐藤 優
販売元:太陽企画出版
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私のマルクス Book 私のマルクス

著者:佐藤 優
販売元:文藝春秋
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「ザボン」30周年記念パーティ

文壇で知られる「ザボン」30周年の記念パーティが開かれた。

 

2008年5月21日 (水)

日販懇話会

 日販懇話会が開催された。

 挨拶する阿部会長

2008年5月11日 (日)

全出版人大会

 第47回全出版人大会が開催された。

  

2008年4月24日 (木)

トーハン会全国代表者会議

 トーハンは4月23日、東京・文京区の椿山荘でトーハン会全国代表者会議を開催した。

 第1部で山﨑社長は、VUコンが目標金額の21億1700万円に対して22億4600万円、達成率111%になったと報告。「今年度もさらに拡大した目標に取り組みたい」と述べた。

 また、今年度のトーハン会の課題を、「ひとつは共同販売の拡大。今年度以降は責任販売の取り組みを拡大するが、VUコンも責任販売の施策と融合した形にしたい。また、読書推進運動と店頭を結びつけていく。2つめは、全ては読者のためにということで、トーハン会の研修も書店に求められていることを推進するメニューにしたい。3つめは、e―honブックショップメンバーズを始める」と述べた。

 第2部では、まず山﨑社長が今年度の基本方針として、

 ①注文に対する在庫充足率を現在の60~70%を計画値の75%、さらに引き上げる。

 ②仕入、物流、営業が一貫して欠本をなくし、チャンスロスを撲滅。

 ③書店からのクレームを全ての役職員がみられるようにするなど物流事故の撲滅と、書籍納期の1日短縮―に取り組むと説明。

 そのために、書店と出版社が電子受発注に対応することを求めた。

 商品供給体制では、一部のストックを10日間の店頭実績をもとに追加送品する「新刊完売時即時対応」、高実売率商品を確保して送品する「売行良好書+α配本」、商品別の縦割り組織から全商品を対象にしたMD本部を新設することで、MD・SP・物流の統合で欠品・返品をなくす「一環MD」に取り組んでいることを紹介。これらを「個店それぞれの実情に即した施策を行う」とした。

 また、既存サービスのe―honは、2900店が導入し会員は56万人に達し、今年CRMシステム「ブックショップメンバーズ」を稼働すると報告。「本の特急便」は116%と伸びており、「ざっしの定期便」の配達支援企画を拡充すると述べた。

 責任販売については、昨年度は145企画に取り組み、販売金額は9億2530万円だったとし、事例として、外商企画で実売3部以上は6%、50部以上は10%を還元したケースや、単行本で実売70%以上で5冊以上3%、11冊以上5%、21冊以上7%の報奨還元などを紹介。

 その上で「今年は規模を大幅に増やし、増売施策の最重要課題として実施する。新設したMD企画部が推進し、全ジャンルについて企画1000本、150億円を超えるスケールで展開する。書店に3%以上の新たなマージンが入ることを目指したい」と述べた。

  挨拶する上瀧会長

 第3部懇親会では、上瀧博正会長が責任販売制の拡大について「365日にしても1日3本近い企画を実施することになる。なんとしてもやり抜くことが桶川の目指すところ」と述べ、ポイントシステムについては「決して良いとは思っていない。ただ競争上しょうがない。社内では当社がやる以上書店にプラスになるものでなければと言っている」と述べた。(「文化通信」オンライン版より)

2008年4月23日 (水)

田村治良さんを偲ぶ会

思い出を語る新潮社・佐藤社長

作家の渡辺淳一氏も駆けつけられた

挨拶する田村定良社長と正良氏

2008年4月17日 (木)

日本雑誌協会総会・懇親会

 日本雑誌協会は4月16日、東京・新宿区の日本出版クラブ会館で第53回通常総会を開催し、08年度の事業計画案及び収支予算案を承認した。また理事長は村松邦彦理事長を再選した。

 総会終了後の懇親会で村松理事長は「逡巡したが、やり残したこともあり、もう一期続投する」とし、今年の目標として販売、広告の復活とともに、11月に開催するアジア太平洋デジタル雑誌国際会議の成功をあげ、「今の時代デジタルは無視することができない。雑誌もデジタルと融合・共存していきながら、さらに雑誌の力を発展させていきたい」と述べた。
    挨拶する村松理事長

 さらに、文字・活字文化推進機構について「新聞業界と出版業界が両輪となって文化の礎である読書、文字・活字をしっかりと広げていきたい。読書運動を広げ、文字・活字の力、文化の力を国家の礎として広げていくよう微力ながら努力したい」と述べた。(オンライン版「文化通信」より)

2008年4月14日 (月)

吉川英治賞贈呈式

 吉川英治賞の贈呈式が開催された。

   

 吉川英治文学賞は浅田次郎『中原の虹』、吉川英治文学新人賞は佐藤亜紀『ミノタウロス』が受賞した。

   中原の虹 第一巻ミノタウロス

2008年2月24日 (日)

第138回芥川賞・直木賞贈呈式

 第138回芥川賞・直木賞贈呈式は、大変な盛況であった。

 芥川賞は川上未映子「乳と卵」、直木賞は桜庭一樹「私の男」が受賞した。写真はあいさつする桜庭氏(中央)

   

   

乳と卵 Book 乳と卵

著者:川上 未映子
販売元:文藝春秋
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私の男 Book 私の男

著者:桜庭 一樹
販売元:文芸春秋
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2008年1月23日 (水)

読売新聞 平成20年新春懇親会

 読売新聞の新春懇親会で、渡邉主筆があいさつした。

 

【渡邉主筆のあいさつ要旨】

 日本のGDPは世界の18位、16%のシェアとかつての半分もない。日本人はかつて知的レベルを上げるために本を読んだ。
 インターネットの影響もあるが、活字離れが生まれ、大学生も本を読まない。ここから知的レベルの低下が始まり、日本の経済力を弱めているのではないか。

 出版界の売り上げは、右肩下がりが続いている。書籍は盛り返したようだが、前年比の絶対額で判断すべき。

 もう一つ、のんきに構えているのが目前の消費税引き上げ問題。線引きするには課題が残るが、教養として必要な書籍は非課税が順当。運動として国会議員に分からせる必要があるが、あまり組織として盛り上がっていないのではないか。

 税制上の優遇措置では相続税の問題がある。小さな出版社、小書店の倒産が多いが、これは相続税が関係している。経済産業省の幹部と話をしたが、資本金で段階を付けるしかないようだ。これは今年中に法律案が出る。これには野党も反対しないのではないか。

 出版界には講談社、小学館のような大企業はあるが、多くは中小零細、特に小売店はそう。相続税を殆ど課税されない状況に持っていくことが絶対に必要、読売新聞も全力を挙げてキャンペーンを展開する。

 活字文化の世界はいろんな意味で国力、人材を輩出する。その根っこを支えるのが出版界。皆さんとともに活字文化を守っていきたい。(「文化通信」オンライン版より)

 来賓を代表して村松・雑誌協会理事長が挨拶。

 

2008年1月18日 (金)

東京都書店商業組合新年懇親会

 東京都書店商業組合の新年懇親会が開催された。

 

 あいさつする大橋信夫理事長(東京堂書店社長)

 

 出版社代表のあいさつをする大賀昌宏・小学館社長

〔大賀社長あいさつ要旨〕(「文化通信」オンライン版より)
 現在の出版界のシステムは50~60年でできたもので、これが終着点ではなくて、多分これからまだまだ変わると思うが、皆さんはこれがずっと続くと思い込みすぎているのではないか。その想いが強いと新しい動きがあったときにどうしても取り付きにくく、敵視したり、無視したりする。そのうちに今は新古書店、コミックのレンタル店が増え、その中で新しい読者が育っている。

 また、郊外型書店、大型チェーン店、ショッピングモール内の大型チェーン店が3600億円の売り上げで伸びている。他の部分は足踏み状態、1000億円くらいのネット書店が少し伸びている。

 郊外型の読者は10~30代、女性で子連れが多く、そこで売れているリストを見ると色々なキーワードが生まれてくる。我々はそういう市場の変化に対応しながら本を作っていかなければいけないし、そのときに地域型の独立した中小書店にどういう商品を送らなければならないのか。

 読者は必ずある本を読んでいるうちに別な物を見たくなる。その変化の中で書店自らが今までは敵視していたブックオフやレンタル店を自らの中にどうやって取り組むかの時代に来ていて、組合には仲間が揃っているけれども、同時に全く違った人たちとのつきあいも大事になってくると思う。そういう人たちの話を聞きながら、学び、取り込み、勝ち抜いていく時代が来ている。

 今色々な変化を書店も取り組んでいる。東京堂書店も三省堂書店もいろいろとやっている。ところがそういう変化に取り組むと心配する声も強まって、秩序を壊すとか、何でもありの時代になったとの揶揄が出たり、取り組んでいる人たちがいつか失敗すると冷ややかな目で見ている。変化は勇気のいることだと思うが、そういったことを応援する気持ちも一方で持っていなければいけない。

 怪しからんという人たちは、今の体制がずっと続いていればいいと考えているのだろうが、どう見ても今のまま続くとは思われない。今年は厳しいと言うが、変化は厳しいからこそ変えられる。毎日の平凡な生活こそ幸せだが、その中で将来を変えるために一歩踏み出していく、今年はそういうことをやっていきたいし、あるいは孤独な戦いをしている人たちを応援するのがまさにこういう組合であり仲間ではないか。

 もちろん出版社の中にも賛成する人も反対する人もいるが、基本的には何人かが賛成をしながら、危惧をされる方とは話し合って、お互いに一歩踏み込む年になったらいいと思うし、私はどちらかといえば変化する方を応援する側に立ちたいと思っている。

 書店は版元、取次のために生きているわけではない。本来この仕事は、素晴らしい読書環境を日本だけでなく世界中に向かって広げていけるくらいの仕事だと思っている。余り悲観的に考えずに、むしろ大きな夢をどうやって実現するか、そういうことをいつも話し合っていくことが、業界を強くしていく道だと思っている。

2008年1月11日 (金)

新春おでんの会

 大阪屋の新春おでんの会が開催された。

  

  経営方針を発表する三好社長

 大阪屋の新春おでんの会が1月10日、関西ブックシティで開かれ、関係者1375人が出席した。主催者の三好勇治社長は3月期見通しに触れ、「3期連続で1200億円台は確実。前年の1257億を超えるべく最終4半期は全力で取り組むが、12月までの売上状況を見ると、なんとかクリアできる」と報告。

 さらに、出版社へのお願いがあるとして「雑誌・書籍の定価アップをして欲しい」と発言。売り上げが低迷している中で物流コストを吸収し、安定した出版流通を実現するには「取次の自助努力にも、おのずと限界がある」とした上で、送品データに基づき仕入れ価格を試算すると1冊当たり4―7円の減収と述べた。

第42回新風賞贈賞式

 新風賞が坂東眞理子著『女性の品格』(PHP研究所)に贈られた。

   

   書店新風会・井之上賢一会長から、賞を受ける著者の坂東眞理子氏(昭和女子大学学長)

   

女性の品格 (PHP新書) Book 女性の品格 (PHP新書)

著者:坂東 眞理子
販売元:PHP研究所
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親の品格 (PHP新書 495) Book 親の品格 (PHP新書 495)

著者:坂東 眞理子
販売元:PHP研究所
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男女共同参画社会へ Book 男女共同参画社会へ

著者:坂東 眞理子
販売元:勁草書房
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   受賞する江口克彦・PHP総合研究所社長

 書店新風会は1月9日、東京・新宿区のホテルハイアットリージェンシー東京で「第42回新風賞贈呈式・新年懇親会」を開催し、出版社と取次など201社、303人が参加。新風賞を受賞した「女性の品格」の著者・坂東眞理子氏と出版したPHP研究所・江口克彦社長に賞を贈呈した。

 坂東さんは「30年前に最初の本を主婦の友社から出して以来、年に1冊ぐらい出してきた。良い本を書いても売れないと悟りの境地のように思っていたが、どんなに良い本を書いても読んでもらわなければ意味がないと実感した」とあいさつ。江口社長は31年前に松下幸之助氏の「崩れゆく日本をどう救うか」で受賞したときに、喜んだ松下氏が誰彼となく「新風賞をもらったんや」と話していた思い出を紹介して乾杯した。(「文化通信」オンライン版より)

2008年1月 9日 (水)

2008年トーハン新春の会

 2008年トーハン新春の会が、椿山荘で開催された。特別ゲストとして、作家の佐伯泰英氏が出席され、スピーチされた。

 

 会場超満員の盛況であった

 

 特別ゲストの作家・佐伯泰英氏に、50年ぶりに再会した幼馴染の白石書店・白石会長から花束が贈られた

  

朧夜ノ桜 (双葉文庫 さ 19-25 居眠り磐音江戸双紙 24) Book 朧夜ノ桜 (双葉文庫 さ 19-25 居眠り磐音江戸双紙 24)

著者:佐伯 泰英
販売元:双葉社
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攘夷 (講談社文庫 さ 84-6 交代寄合伊那衆異聞) Book 攘夷 (講談社文庫 さ 84-6 交代寄合伊那衆異聞)

著者:佐伯 泰英
販売元:講談社
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足抜―吉原裏同心〈2〉 (光文社時代小説文庫) Book 足抜―吉原裏同心〈2〉 (光文社時代小説文庫)

著者:佐伯 泰英
販売元:光文社
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烏鷺―密命・飛鳥山黒白巻之16 (祥伝社文庫 さ 6-29) Book 烏鷺―密命・飛鳥山黒白巻之16 (祥伝社文庫 さ 6-29)

著者:佐伯 泰英
販売元:祥伝社
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雄飛!―古着屋総兵衛影始末 (徳間文庫) Book 雄飛!―古着屋総兵衛影始末 (徳間文庫)

著者:佐伯 泰英
販売元:徳間書店
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竜笛嫋々 (幻冬舎文庫 さ 11-8 酔いどれ小籐次留書) Book 竜笛嫋々 (幻冬舎文庫 さ 11-8 酔いどれ小籐次留書)

著者:佐伯 泰英
販売元:幻冬舎
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下駄貫の死―鎌倉河岸捕物控 (時代小説文庫) Book 下駄貫の死―鎌倉河岸捕物控 (時代小説文庫)

著者:佐伯 泰英
販売元:角川春樹事務所
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佐伯泰英!―ロングインタビュー&作品ガイド Book 佐伯泰英!―ロングインタビュー&作品ガイド

販売元:宝島社
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テロルの季節 Book テロルの季節

著者:佐伯 泰英
販売元:ベストセラーズ
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 トーハンは1月9日、東京・文京区の椿山荘で新春の会を開催、3006人が参加した。山﨑厚男社長は、目指すところとして「すべては読者のために」を示し、そのための3項目として①桶川SCMセンターの役割と最終形②書店店頭支援の在り方③競争、読者ニーズへの対応をあげ「08年のトーハンの取り組みに注目を」と述べた。

 3項目の内容について山﨑社長は、桶川は中身を充実させていくとし「物流の品質、在庫の品揃えでは努力の余地があり、最終的には桶川の機能を営業と融合していかなければならない」とした。

 店頭支援では、「顧客の持つ幅広いニーズと明確なウォンツを満たし、書店におけるローコストオペレーションの実現を両立させる提案をすることが試される年になる」とし、桶川のデータを踏まえた提案活動の内容を構築するシステムの4月稼働などにもふれた。

 ニーズへの対応では、顧客との結びつきを強固にしていく仕組みとしてCRMを開発中とし、リアル書店とネット融合の推進、e―hon・ネットを使ってのリアル書店への集客の仕組み作りに加え「新しい商材、新しい事業などにも積極的に取り組む」とした。(「文化通信」オンライン版より)

2007年12月21日 (金)

デジタル雑誌国際会議in Tokyo

 雑協は11月21日に開いた理事会で、「FIPPデジタル雑誌国際会議 in Tokyo」の開催を正式に承認した。

 国際会議は来年11月13,14日の2日間、東京・紀尾井町のホテルニューオータニを主会場に開催。

 テーマは、(1)デジタルマガジンの現状、(2)デジタルと雑誌のコラボレート事例、(3)著作権などの問題点、(4)印刷、編集などの先進事例と技術発展。分科会でそれぞれのテーマを討議する。(「新文化」より)

2007年12月 3日 (月)

第4回南原繁シンポジウム

 第4回南原繁シンポジウム「南原繁の学問と思想に学ぶ」(12月1日 学士会館 主催:南原繁研究会)に出席した。    

     

 第1部では、坂本義和・東京大学名誉教授が「平和をめぐって―南原繁とその後」と題して講演、つづいて宮田光雄・東北大学名誉教授が「南原繁とカール・バルト」と題して講演した。 

      

 第2部では、パネル・ディスカッション「南原繁をめぐる人々(その2)」では、「小野塚喜平次―大学の自治」(高木博義)「河合栄次郎―闘う自由主義者」(鈴木英雄)「高木八束―アメリカ精神の探究者」(山口周三)「丸山真男―交錯と分岐」(加藤節)「新渡戸稲造―かけ橋」(樋野興夫)について語られた。

      

2007年11月27日 (火)

2007年「ペンの日」懇親会

 日本ペンクラブの2007年「ペンの日」懇親会に出席した。

   

   挨拶する阿刀田高会長

2007年11月22日 (木)

日本雑誌協会・日本書籍出版協会創立50周年記念式典

 日本雑誌協会と日本書籍出版協会の創立50周年記念式典・祝賀会が盛大に開催された。

 

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日本雑誌協会と日本書籍出版協会は11月21日、東京・千代田区の帝国ホテルで合同の創立50周年記念式典・祝賀会を開催し、書協・小峰紀雄理事長は両協会の新会館として「出版共同ビル」の検討を開始したことを発表した。祝賀会には1300人余が参加、韓国の大韓出版文化協会・パク・ミョンホ会長も駆けつけて祝辞を述べ、来年5月にソウルで開かれる国際出版連合(IPA)総会への参加を呼びかけた。

50年の世相と出版業界の問題をまとめたオープニング画像を上映したあと、マガジンハウス・石崎孟社長の司会で、小峰理事長が文字・活字推進機構設立に触れ「言語力を育み、読書活動を推進することが、この時代の切実な課題。積極的に参加したい」などとあいさつ。

出版共同ビルについては、書協の日本出版会館が築40年、雑誌会館が築35年を経て老朽化が進んでいるとし、「50周年記念事業の一環として検討を開始した」と明らかにした。

この構想について、15日の記者会見で雑協・書協創立50周年記念事業合同会議・相賀昌宏委員長は時期について「来春には具体的なイメージを発表できる。5年ぐらいを目途にしている」と説明した。

続いてあいさつに立った雑協・村松邦彦理事長も文字・活字の振興に触れ「読書推進を活発化することも重要な課題であり、こうした状況からパワーとチャンスが生まれてくる」と強調。さらに、デジタル化の進行については「変化の中で混乱や矛盾も聞かれるが、それを乗り越えて解決していく力こそ飛躍と考える」と述べた。

パク会長は両国の出版団体が長年交流してきた歴史に触れた上で、「友誼を共にするパートナーとして、アジアはもちろん世界の出版界の中心軸になるよう、相互発展を図っていくための基盤を共有することを期待している」と祝辞を述べた。その上で「2008年IPAソウル大会にご参加いただければ光栄」と参加を呼びかけた。

続いて国際雑誌連合ドナルド・カマーフェルド会長のあいさつを学習研究社・古岡秀樹取締役が代読、97年に東京で開いた世界雑誌大会の成功や今年の北京大会への協力の感謝を示し、08年11月にFIPPと雑協の共催で開催することが決まった「アジア太平洋デジタル雑誌出版会議」の成功に向けた協力を訴えた。
(「文化通信」より)

2007年11月14日 (水)

野間文芸3賞決まる

今年度「野間文芸3賞」(野間文化財団主催)決まる     

 第60回「野間文芸賞」には佐伯一麦氏『ノルゲ Norge』(講談社)、

 第29回「野間文芸新人賞」には鹿島田真希氏『ピカルディーの三度』(講談社)と西村賢太氏『暗渠の宿』(新潮社)、

 第45回「野間児童文芸賞」には椰月美智子氏『しずかな日々』(講談社)がそれぞれ選ばれた。

(新文化より)

ノルゲ Norge Book ノルゲ Norge

著者:佐伯 一麦
販売元:講談社
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暗渠の宿 暗渠の宿

著者:西村 賢太
販売元:新潮社
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しずかな日々 しずかな日々

著者:椰月 美智子
販売元:講談社
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2007年10月12日 (金)

高橋曻さんの思い出を語る会

 急逝された写真家「高橋曻さんの思い出を語る会」が、日比谷の松本楼で開催された。会場には立錐の余地もないほどの出席者で、友人であった椎名誠氏の司会で、東京都副知事でもある猪瀬直樹氏や亜細亜大学の鯉渕信一教授などが思い出を語り、高橋さんの「心優しくユーモラスなお人柄になぞらえて、明るくここちよく笑いもまじえた偲ぶ会」であった。

2007年10月11日 (木)

松原治さんの卒寿を祝う会

 紀伊國屋書店代表取締役会長兼CEOである松原治氏の「卒寿を祝う会」に出席した。90歳にして現役のバリバリに脱帽する。発起人代表の森村誠一氏が挨拶したあと、作家の井上ひさし氏、俳優の加藤剛氏などが祝辞を述べた。

          

紀伊國屋書店・松原会長の卒寿を祝う/出版、演劇界などから460人が参集(文化通信2007/10/11)

             
 紀伊國屋書店・松原治会長兼CEOの卒寿(90歳)を祝う会が10月10日、東京・千代田区のホテルニューオータニで開かれ、出版、演劇、ロータリアンなど460人余が駆けつけた。丈子夫人を伴った松原会長は「馬齢を重ねて今日まできたが、幸い健康で病気をしない。これは親が丈夫に生んでくれたおかげ。勉強せよとは一言もなく、うそをつくな以外はほったらかし、野生のままで今日まできた。多数の方々にお世話になった。今後も健康に留意して頑張りたい」とあいさつ、会場から拍手が湧いた。

 会場入口では発起人代表の森村誠一氏と鳳蘭さんが来会者を出迎え、フジテレビ・笠井信輔アナウンサーが司会進行。半生をビデオで回顧、丈子夫人が「厳父であり、慈父である」との感想を沿えた。

 森村氏が90年の歴史を回顧、エンドレス・バイタリティ、無限の可能性があると締め、紀伊國屋演劇賞受賞者の井上ひさし氏は田邊茂一氏の「紀伊國屋書店は大丈夫なんだ。経営は松原に任せている。満鉄出身だぜ」との言葉を紹介し、「私が惚けるまで長生きを」と祝辞を述べた。

 同じく受賞者、俳優の加藤剛氏は「新劇の甲子園」と演劇賞、ホールの存在を讃えた。友人代表の東電通・島津佳夫名誉顧問は、ロータリアントしての活動とバギオ資金に絞って祝辞を述べ、主人公のお礼の言葉の後、壇上の2つの樽を10人で鏡開き。

 文藝春秋・上野徹社長が松原会長は実父と同じようで、文藝春秋の読者としてのキャリアはギネスものと述べ杯を上げた。

 趣向を凝らしたアトラクション、中締めは角川グループホールディングス・角川歴彦会長が15年前のメディアワークス設立も角川書店再建15周年も松原会長なしには不可能だったとし、「社会の荒波を越える支援、恩顧を受けた」と締めくくった。

2007年10月 9日 (火)

第6回小林秀雄賞・新潮ドキュメント賞贈呈式

 小林秀雄賞・新潮ドキュメント賞贈呈式に出席した。

 小林秀雄賞の受賞者は、『私家版・ユダヤ文化論』の内田樹氏で、橋本治氏が選考委員祝辞を述べた。新潮ドキュメント賞の受賞者は、『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』の福田ますみ氏で、藤原新也氏が選考委員祝辞を述べた。

私家版・ユダヤ文化論 (文春新書) Book 私家版・ユダヤ文化論 (文春新書)

著者:内田 樹
販売元:文藝春秋
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でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相 Book でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相

著者:福田 ますみ
販売元:新潮社
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2007年9月21日 (金)

百学連環-百科事典と博物図譜の饗宴

 雑誌協会・書籍協会創立50周年記念行事のトップを切って開催される、世界出版文化史展「百学連環-百科事典と博物図譜の饗宴」(トッパン小石川ビル内「印刷博物館」にて、9月22日より12月9日)の内覧会に出席した。

 「百学連環」は、「エンクロサイクロペディア」を訳した西周の造語。その西周の『百学連環』(覚書)『百学連環』(第一総論)も展示されていた。

 考えてみると、「百学連環」の意味するところを、インターネットの世界がまさに新しい形で実現しつつあるのではないだろうか。

 展覧は4部構成になっている。

 第1部=事典と図譜の黎明

 第2部=知は力なり-世界の情報

 第3部=江戸に花咲く図譜のページ

 第4部=百科と博物-国民文化の熟成のために

2007年9月19日 (水)

日本ペンクラブ9月例会

 昨夕、日本ペンクラブ例会に出席した。

 クロアチアの詩人、ドラゴ・シュタンブク氏(クロアチア駐日大使)の「手首」「ベンガルの美しい女」「レイモンド・カーヴァーの指輪」などの詩の朗読があった。

 氏は、クロアチア共和国ブラチ島セルカの生まれ。ザグレブの医科大学を卒業後、ザグレブ臨床医学センターにて内科を専攻、あわせて消化器病学、肝臓学を研究。その後、ロンドンで肝臓病の研究と、AIDSの実験的治療に従事した。

 1991年から駐英クロアチア外交代表、1995年から駐インド大使、1998年から駐エジプト大使を歴任。2001年から2002年まで、ハーバード大学で特別研究員として、国際問題を研究。2005年から駐日クロアチア共和国特命全権大使をつとめる。

 一方で、1973年より創作活動を始め、約30冊にのぼる詩集を出版。1991年には「クロアチア詩の祭典の会」を設立し、現在も理事を務める。美術、詩、文化、平和貢献など、多くの分野でクロアチア国内外の賞を受けている。

 ペンクラブ会長・阿刀田高氏の傑作短編集『遠い迷宮』(集英社文庫)を、記念に頂戴した。これから傑作短編集全5巻が刊行されるとのことであった。

 

Book 遠い迷宮―阿刀田高傑作短編集 (集英社文庫 あ 13-8)

著者:阿刀田 高
販売元:集英社
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2007年9月 3日 (月)

故河合隼雄先生追悼式

 昨日、故河合隼雄先生の追悼式が、国立京都国際会館イベントホールで午後1時から行なわれた。式次第は下記のとおりであった。

 開式

 挨拶     京都大学副学長           東山 紘久

 黙祷

 追悼の詞  京都大学総長             尾池 和夫

         文部科学事務次官          銭谷 眞美

         国際日本文化研究センター所長  片倉もとこ

 故人追憶  哲学者                  梅原  猛

         哲学者                  鶴見 俊輔

         人類学者                中沢 新一

 献奏     ブラームス『弦楽六重奏曲 第1番変ロ長調』

                第一楽章  Allegro ma non troppo

                       第二楽章  Andante ma moderato

 遺族挨拶                         河合 俊雄

 献花

 閉式

 小泉純一郎・前総理も参列し、献花していた。

 忘れがたみとして、『対話する生と死』(だいわ文庫)が参列者に贈られた。

  

対話する生と死 (だいわ文庫) 対話する生と死 (だいわ文庫)

著者:河合隼雄
販売元:大和書房
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2007年8月23日 (木)

芥川賞・直木賞贈呈式

 昨夕、芥川賞・直木賞贈呈式(東京會舘)があった。今回の受賞者は、次のとおりである。

 芥川賞 諏訪哲史「アサッテの人」 1969年名古屋生まれ。92年國學院大学卒。在学中から卒業後まで、独文学の故種村季弘氏に師事。現在、会社勤務。本作で、第50回群像新人文学賞受賞。

  

アサッテの人 Book アサッテの人

著者:諏訪 哲史
販売元:講談社
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 直木賞 松井今朝子「吉原手引草」 1953年京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程終了後、松竹に入社し、歌舞伎の企画・制作に携わる。退社後フリーとなり、故武智鉄二氏に師事。歌舞伎の上演台本作成・演出・評論などを手がける。97年『東洲しゃらくしゃし』で小説家デビュー、『仲蔵狂乱』で第8回時代小説大賞受賞。

 

吉原手引草 Book 吉原手引草

著者:松井 今朝子
販売元:幻冬舎
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2007年7月 5日 (木)

第14回東京国際ブックフェア

 今日から東京ビッグサイトで、東京国際ブックフェアが始まった。

 基調講演は、ジャーナリストの田原総一朗氏で、「時代を読む~出版業界の歩むべき道とは~」という演題で、具体的な事例を紹介しながら、活字とテレビの違いについて講演した。橋本首相はなぜ参院選に敗北して、退陣することになったのか。宮沢首相の命運を決めたものは何か。フローのテレビ、ストックの活字媒体が連動したとき、何かが起きるようである。

 レセプション・パーティーは参加者およそ800名ということで、出版界の首脳陣も勢ぞろいして盛大であった。

2007年7月 3日 (火)

第10回桑原武夫学芸賞贈賞式

トリックスター群像―中国古典小説の世界 トリックスター群像―中国古典小説の世界

著者:井波 律子
販売元:筑摩書房
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 第10回桑原武夫学芸賞の贈賞式が、京都ホテルオークラで開催された。受賞者は『トリックスター群像』の井波律子氏(国際日本文化研究センター教授)。山田慶兒氏から選考経過の報告があり、井上章一氏(日文研助教授)がお祝いの挨拶をした。出席者は100名余。

 井波氏は、受賞者挨拶の最後に、桑原先生との縁について、次のようなエピソードを披瀝された。

  

 「桑原先生を記念する賞をいただきまして、先ほどからおっしゃっていただきましたように、私は三十数年前に吉川先生が監修をしていらっしゃるシリーズがありまして、それも筑摩ですが、「中国詩文選」という中に吉川先生のたっての要請で桑原先生が論語について注釈、コメントもついたのをお書きになるということで、私はその時分は大学院でドクターが終わっていましたが、まだ就職していなくて研修員をやっていました。吉川先生のお言いつけで、桑原先生のお宅に週一回伺うことになりまして、一年あまり伺いました。論語を前もって「こういうことをやりますから」とおっしゃったのを調べていくというのをやって口述筆記もさせていただきました。
 ともかく桑原先生のお手伝いでメインの仕事は、荻生徂徠の『論語徴』という注釈がありますが、当時翻訳がなくて、それを読むのが一番大きなお手伝いでした。徂徠というのはものすごく難しい文章で、当時私は若かったのでちゃんと入れたのかなと、いま冷や汗ものですが、そういうことがありました。
 それと楽しかったというか非常にいい経験をさせてもらったと思うのは、勉強の合間にお茶を出していただくときとか、仕事が終わった後に、桑原先生からもいろいろな面白い話をたくさん聞かせていただき、大変いい耳学問をさせていただいたと思います。
例えば、桑原先生のお父様はご承知のように桑原隲蔵先生でありまして、私たちにとっては神話伝説の世界の巨人といいますか大学者です。そのほかに、桑原隲蔵先生とご一緒のころの内藤湖南先生とか狩野直喜先生。狩野先生は吉川先生の先生ですが、桑原先生はもちろん実際にご存知なわけで、いろいろなお話を伺ったのが本当に楽しかったというか、面白かったわけです。
 桑原先生の勉強させていただく応接間によく書画が架かっていて、それが内藤先生の書だったり、狩野先生の書だったりするわけです。私は活字以外はほとんど字が読めませんが、それが話題になって、例えば狩野先生のことなんかをおっしゃったときに、いまでも非常によく覚えているのは、桑原先生が五十年代の初めでしょうか、ものすごくたくさんお仕事をされた時期があって「書き過ぎだ」と言われたことがあったとおっしゃっていました。狩野直喜先生、昔の偉い先生はそうですが、自分の著書というものをお書きにならないで例の講義録です。その本を全然お書きにならない狩野先生が、桑原先生に「人が何を言おうが、どんどん書きなさい。どんどんやりなさい」とおっしゃったという。私はそれを聞いたときに、私は本当の学生上がりで原稿の注文なんか受けたこともありませんでしたが、とってもいいなと思いました。本を全然お書きにならないものすごい偉い先生が、どんどん本を書いている桑原先生に「もっとどんどんやりなさい」とおっしゃるのはすごくいいなと思いました。そういうこととか、いまになっても、ふと「あんなことをおっしゃっていたな」と思い出すことがよくあります。
 そういうこともありまして、桑原先生を記念する賞をいただいたことは本当に嬉しいと思っています。ありがとうございます」

[ひと]トリックスター見いだす快感 井波律子さん
読売新聞2007.07.11
 東京朝刊 21頁 写有 (435) 

 第10回桑原武夫学芸賞を『トリックスター群像 中国古典小説の世界』で受賞したのが井波律子・国際日本文化研究センター教授(中国文学)。

京都市内で今月初めに行われた授賞式で、「快感のある仕事でした」と喜びを語った。

 受賞作は、物語世界をかく乱する登場人物を指す「トリックスター」という文化人類学の概念を用いて、『三国志演義』『西遊記』『水滸伝』など全540巻に及ぶ中国大衆小説を論じた力作。悲劇の忠臣とされてきた諸葛亮にトリックスター性を見いだすなど、「結論を決めず論じるうちに、(自分の中で)ミステリーのようなどんでん返しが起きた」と振り返った。

 井波さんには、仏文学者の桑原武夫氏が三十数年前、中国文学者・吉川幸次郎氏の要請でシリーズ「中国詩文選」中の『論語』を執筆した際、京大研修員として資料調査を補佐した経歴もあるという。選考委員の梅原猛氏は、「桑原、吉川両先生のうれしそうなお顔が目にうかぶ」と祝辞を述べ、井波さんの周囲には和やかな人の輪が出来ていた。

スリリングな執筆 桑原武夫賞の授賞式 井波さんが舞台裏紹介
京都新聞2007.07.10
 朝刊 11頁 文化面 (516) 

 第十回桑原武夫学芸賞(潮出版社主催)の授賞式が、このほど京都市中京区のホテルで開かれた。井波律子国際日本文化研究センター教授が、受賞作「トリックスター群像 中国古典小説の世界」(筑摩書房)の生まれた舞台裏を紹介しながら喜びを語った。

 十回の節目に初の女性で、しかも故桑原武夫氏と交流のある初の受賞者となった井波さん。「古典小説では物語を揺り動かすトリックスターが重要な役割を持つと考え、書き始めたが、最初はどこにゴールがあるか分からなかった。三国志演義は翻訳したが、あと西遊記、水滸伝、金瓶梅、紅楼夢を少しずつ読みながら原稿を進め、最終章を書き、やっと犯人が分かるスリリングな執筆になった」と一年がかりの著作を振り返った。

 「トリックスター群像」は中国五大白話長編小説を、物語を活性化する人物群像からとらえ、中国古典物語の構造と変遷を明らかにした作品。式では選考委員を代表して山田慶兒京都大名誉教授が「いずれも長大な小説で、一年に読むのはよほど強い意欲と抱負があってのことだ。トリックスターという概念をぎりぎりまで拡大して、新しい世界を発見している」と評価した。

2007年6月15日 (金)

上田惇生氏のミニ講演

 ドラッカーの翻訳者として著名な上田氏のミニ講演を聴いた。

 ドイツのナチスを逃れてイギリスに渡ったドラッカーは、ケインズに経済至上主義を見て失望し、アメリカへ行った。ドラッカーにとって関心があるのは「人間」である。入れ替わるのように、ケインズに学ぶためにロンドンに行ったのが、ガルブレイスであった。二人は一見似ているようではあるが、ベクトルがまったく違う、という意味のお話が印象的であった。

ドラッカー学会の紹介・入会のお勧めもあった。http://drucker-ws.org/

2007年6月11日 (月)

ゴルバチョフの講演を聴く

 来日したミハイル・ゴルバチョフ元ソ連大統領の講演を聴いた。「ペレストロイカとわが人生」という演題から、回顧談的な講演と思ってはいけない。「今」を政治家の眼でとらえ、「未来」のために、「人類益」の実現をめざして、いま何をすべきか、若い世代に諄々と語りかけていた。文豪ゲーテは76歳から、畢生の大作『ファースト』の完成に挑戦した。「ペレストロイカの政治家」のこれからの新たな活動に期待したい。

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